新宿の老舗ロシア料理店「スンガリー」のランチは絶品♥
この間、会社に新しく仲間が入ってきて、「ウェルカムランチ会をしよう!」という話になったんです。
お店はどこがいいかな、とみんなで相談していた時、新宿に「スンガリー」というロシア料理店があるのを発見!
ロシア料理なんて珍しいし、ランチもおいしそうだったので、即決でした!

ちなみに、ロシア料理は英語で「Russian cuisine(ロシアンクイジン)」と言いますが、主なメニューの英語での書き方は次のようになるそうです。
・ピロシキ/piroshki、pirozhki、pirogi
・ボルシチ/borsch
・ウォッカ/vodka
・黒パン/brown bread、rye bread
・ビーフストロガノフ/beef stroganoff
それでは、「スンガリー新宿三丁目店」でランチした時の様子をレポートしますっ!
①スンガリー新宿三丁目店の場所
スンガリー新宿三丁目店は、西武新宿駅を出たら吉野家側に道路を渡って、靖国通り沿いを新宿三丁目方面に歩いていくとあります。
新宿モア4番街の手前ですね。
<スンガリー>
・住所/東京都新宿区新宿三丁目21-6 新宿龍生堂ビルB1
・電話/予約専用(050-3476-8070)、問い合わせ(050-5831-3420)
・営業時間/平日(11:30~15:00、17:00~23:00)、土日祝(11:30~15:30、17:00~23:00)
②スンガリーの店内
ロシア語の看板が掲げられた入り口から店内に入ると、ロシア人の金髪美女が案内をしてくれました。
それだけで、なんだか異国のレストランに来た気分♥
ちなみに、このお店は南ロシア・クラスノダール地方の地元レストランをイメージして作られたそう。
クラスノダール地方は豊かな自然がいっぱいあって、観光客にも人気なんですよね。
私も、機会があればぜひ遊びに行ってみたいです!
客席は照明が少し落としてあり、黒い木目調の高級感のあるテーブル&椅子で、落ち着いてランチができる空間です。
私たちは8人部屋の個室に通されたのですが、壁にはきれいな絵画がたくさん飾られていて、思わずまじまじと見つめてしまいました。
外国の絵って、日本のとはまた違う趣があっていいですよね♪
テーブルには黒に近いこげ茶色のランチョンマットがセットされ、リゾート感満載で気分が盛り上がります♥
新しい仲間も、「ステキなお店ですね」と言ってくれて嬉しかったです。
③スンガリーのランチ
ランチはA・B・C・Sセットの4つ。

<Aセット/1000円>
・ボルシチ(とろけるほど煮込んだ牛肉の角煮と赤カブの旨味たっぷりスープ)
・グリビー・ヴ・スミターニェ(マッシュルームとホワイトアスパラガスの、小さなつぼ焼きクリーム煮)
・本日のサラダ
・自家製ライ麦パン
<Bセット/1,164円>
・ボルシチ
・ホワイト・ビーフストロガノフ(細切りの牛フィレ肉ときのこの煮込み)
・本日のサラダ
・自家製ライ麦パンorライス
<Cセット/1,237円>
・ボルシチ
・ゴルブッツィ(ロールキャベツのオーブン煮込み焼き、ウクライナ風トマトクリームソース仕立て)
・本日のサラダ
・自家製ライ麦パン or ライス
<Sセット/1,500円>
・ボルシチ
・ガルショーク・ガビャージヌイ(つぼ焼きのロシア式ビーフシチュー、焼き立てパンをかぶせて)
・本日のサラダ
・自家製ライ麦パンorライス
どれもすごくおいしそうで悩みましたが、私たちはAセットを頼みました!
④スンガリーのランチを実食!
まずはサラダがサーブされました!
シンプルなグリーンサラダで、ドレッシングは多分イタリアン。
ヘルシーで、前菜にぴったりという感じでした♥

次にサーブされたのは、自家製のハリエプというパン。
お店で焼いているロシアパンなのですが、味がちょっと個性的で、特別感ありました!
見た目は素朴で、なんだかいかにもロシアのパンという感じ。

次はいよいよボルシチが登場♥
専門店で食べるのは初めてなので、すごく楽しみでした。
運ばれてきたボルシチは、大きめの牛肉の塊が入っていておいしい★
野菜もたっぷり入っていて、優しいお味でした。ハリエプパンをディップして食べてもおいしいので、ぜひ試してみてくださいね!
ちなみにこのボルシチ、オープン当初に働いていた女性スタッフ・クセーニヤさんのレシピを参考に作られているそう。
独特の赤い色は、トマトだけでなくビーツと呼ばれる赤かぶからも出ているそうですよ。

- <ボルシチに関する豆知識>
ロシアと隣接しているウクライナの伝統的家庭料理ですが、様々な国で愛され、「世界三大スープ」の一つだと言われています。サワークリームを溶かしながら食べることが多いですが、こうすると風味が増すだけでなく、カルシウムや乳酸菌も摂ることができるのでオススメです。
最後に、グリビー・ヴ・スメタニエ。
これは、イメージとしてはポットパイみたいなやつです。見た目もおしゃれで、よくクリスマスの料理としても作られますよね。
ただ、この料理の場合はパイというより焼き立てパンになってるって感じです。
スープはクリーミーでうまうま♥
こちらも、パン部分をスープにディップして食べました~!

⑤スンガリーの本店情報やディナーメニュー
スンガリー新宿三丁目店はいわば支店で、本店は新宿東口店になります。
<スンガリー新宿東口店>
・住所/東京都新宿区歌舞伎町2-45-6 千代田ビルB1
・電話/予約専用(050-3466-3501)、問い合わせ(050-5831-3419)
・営業時間/17:00~23:00
ディナーメニューもいろいろありますが、その中から私がぜひ食べてみたいと思ったものをピックアップして紹介します★
<ピンク・ロシアンサラダ/850円>
赤かぶとじゃがいものサラダ。名前の通り、ピンク色がきれいでインスタ映えしそうな料理です。
<ペリメニ/900円>
ロシア版水餃子。シベリア風レモンバターのソースでいただきます。
<ケバブ/1,800~2,000円>
ケバブってトルコ料理だと思っていたのですが、実はロシアでもボルシチ以上に愛されている料理だそうです。
いろいろな種類があるそうなので、全部試してみたい!!!
<ロシアンティー/580円>
寒い寒いロシアで、体をほっとあたためるのによく飲まれているお茶。
スンガリーでは、ストレートティーにバラの花びらのジャム、黒さくらんぼのグリオットジャム、フランボワーズとルバーブのジャムを添えて出してくれます。
ちなみに、ジャムを紅茶に溶かしながら飲むのはウクライナ式で、ロシアではスプーンに乗せたジャムを舐めながら紅茶を飲むそうですよ。
<アルコール類>
やっぱり、ロシアといえばウォッカ!ですよね。
スンガリーでは10種類以上のウォッカを試すことができるそうなので、いろいろ飲み比べてお気に入りを見つけてみたいです。
⑥スンガリーの意外な創業者とは?
スンガリーについて調べていたら、創業者があの人気歌手・加藤登紀子さんのご両親だと分かりました。
なんでも、加藤さんのご両親は戦時中に日本から旧満州ハルビンへ移住していて、そこで知り合ったロシア人の方達とも仲良くされていたそうです。
終戦後に日本へ引き揚げてきてからもロシアの方達のことが忘れられず、日本での働き口を提供するためにもロシア料理のお店を開こうと決意したのだとか。
なんだかいい話ですよね!
新宿でロシア料理するなら、まずスンガリーに行こう!
ロシア料理ってあんまり食べたことがなかったのですが、スンガリーのランチはどれも日本人の舌に合いそうなおいしいものばかりでした♥
ランチならディナーよりお得な値段で食べられるので、新宿でロシア料理を食べたくなったらぜひ行ってみてください。
ムードのある落ち着いた空間なので、デートにもおすすめですよ!
おすすめの記事はこちら♪
一覧はこちら