英語で元気?と聞かれたときの「Fine」以外の挨拶:後編

前回はカナダ人のスティーブに聞いた「How are you?」と「What’s up?」への答え方について書きました。
「Fine」以外の挨拶:前編今回は自分で調べて知った別の表現方法をご紹介したいと思います。
これはこれでいい感じに思えるものばかり。こんな答え方を自然にできるようになったら、さぞかしかっこいいだろうなぁ。
How are you?/What's upと聞かれた時の答え方
「How are you?」「What’s up?」と聞かれてオウム返しに返す
このように聞かれた時、オウム返しにそのまま「How are you?」「What’s up?」と答えることもあるそうです。
日本語で言うと「元気?」と聞いたら「お~元気?」と返事が返ってきた感じですね。
いつもと変わらないことを表す答え方
相変わらずです
⇒Nothing much./Not much./Not a lot.
ちょっと軽い答え方なので、目上の人に対する返事としてはNGかも。
仲の良い友人に「What’s up?」と聞かれた時に使うと良いかもしれませんね。
いつもと同じだよ
⇒Same as usual.
中学や高校に通っていた頃、親に「学校はどうだった?」と聞かれるたび「別に。いつもとおんなじ」と答えていたものですが、外国では学生が親に「いちいちうるさいな」という意味を込めて「Same as usual.」と答えたりしてるのかも。
いつもどおりだよ
⇒Same old, same old.
同じ言葉を2回繰り返しているので、一瞬「えっ?」と思ったのですが、あえて繰り返すことで「いつもどおりだよ。特に変化もなく、つまらない毎日さ」という感情を強く訴える意味があるそうです。
ちびまる子ちゃんの「藤木」がぱっと頭に浮かびましたが、彼が「君、最近はどうだい?」と永沢君から聞かれて「別に。いつもどおりさ」と答える時には、おそらくこんな感じなのではないでしょうか。
調子が良いことを表す答え方
文句なし
⇒(I) Can’t complain.
仕事もプライベートも何もかも順調という意味なので、いわゆる「リア充」が使う答え方ですね。
最高だ!
⇒Couldn’t be better!
絶好調
⇒Never been better.
調子は悪くない
⇒I’m (doing) all right.
調子が回復してきたことを表す答え方
良くなってきたよ
⇒I’ve been better.
この答え方は、風邪を心配してもらった時にも使えそうですね。
あとは、失恋をして少し傷が癒えた時とか……。
まぁまぁって感じかな
⇒Not too bad.
まぁまぁだよ
⇒It’s going.
あまり調子が良くないことを表す答え方
どうにかやっているよ
⇒(I’m) Getting by.
何とかやっているよ
⇒I’m hanging in there.
最近はダメだね
⇒I’ve had better days.
いまいちだね
⇒(It) Could be better/worse.
なんとか生きてるよ
⇒Surviving.
最近は会社で残業が増えているので、気分的にはこんな Survivingな 感じです。
朝早くから満員電車に揺られ、会社で馬車馬のように働き、帰りは終電ギリギリで帰宅して、ただ寝るだけ。
スキンケアさえ面倒で、ちょっと女子としてどうなのかな?という……。
1日も早くこの残業地獄から抜け出して「Never been better!」と答えられるようになりたいです。
そろそろ、「I'm fine」から卒業してみよう!
今回こうして調べてみて、「How are you?」「What’s up?」に対する返事はこんなにあったのかと、改めて驚きました。
中学の英語の授業では、最初の挨拶の時に毎回「How are you?」「I’m fine, thank you. And you?」「I’m fine too. Thank you.」というやり取りをしていましたが、こんなにたくさんのバリエーションがあるのなら、それをもっと早く知りたかったです。
今後は、学校の教科書も「fine」以外にいろいろな答え方を紹介してくれるといいですね!
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