西暦や電話番号や分数など英語での「数字の読み方」大集合★
英語の数字の読み方って、みなさん知っていますか?
私はというと、one、two、three~などの基本の数字はわかるけれど、実生活の中で使うさまざまな数字の読み方は、実はよくわかっていないということに気がつきました。

ドルの読み方などもわかるようなわからないような…と曖昧な感じで今まできていたので、旅行をした時のためにもきちんと知っておきたいと思い、海外で実際に使われている英語の数字の読み方について調べてみました。
①数字と序数
まずは基本の数字と序数についてです。
これくらいまでは学校でも習いますし私も知ってる!とちょっとだけ自信のあるところです。
1~21,30,40,50,60,70,80,90,100の読み方です。
序数とは物の順序を表現する言い方のことで、1番目・2番目・3番目という意味で使われます。
英語では序数は日付や人物の1世・2世・3世、分数の分母などに使います。
基本数と序数
- 基:one
序:first(ファースト) - 基:two
序:second(セカンド) - 基:three
序:third(サード) - 基:four
序:fourth(フォース) - 基:five
序:fifth(フィフス) - 基:six
序:sixth(シックス) - 基:seven
序:seventh(セブンス) - 基:eight
序:eighth(エイス) - 基:nine
序:ninth(ナインス) - 基:ten
序:tenth(テンス) - 基:eleven
序:evelenth(イレブンス) - 基:twelve
序:twelfth(トゥエルフス) - 基:thirteen
序:thirteenth(サーティーンス) - 基:fourteen
序:fourteenth(フォーティーンス) - 基:fifteen
序:fifteenth(フィフティーンス) - 基:sixteen
序:sixteenth(シックスティーンス) - 基:seventeen
序:seventeenth(セブンティーンス) - 基:eighteen
序:eighteenth(エイティーンス) - 基:nineteen
序:nineteenth(ナインティーンス) - 基:twenty
序:twentieth(トゥエンティース) - 基:twenty one
序:twenty-first(トゥエンティーファースト) - 基:thirty
序:thirtieth(サーティース) - 基:forty
序:fortieth (フォーティース) - 基:fifty
序:fiftieth(フィフティース) - 基:sixty
序:sixtieth(シックスティース) - 基:seventy
序:seventieth(セブンティース) - 基:eighty
序:eightieth(エイティース) - 基:ninety
序:ninetieth(ナインティース) - 基:one(a) hundred
序:one(a) hundredth(ワンハンドレッドス)
【ポイント】
one,two,threeと基本数で数える分にはわかりやすいのですが、序数には注意が必要です。
1,2,3はfirst,second,thirdとなり、4以降にはthを付けます。
nineはeが落ちてninthになり、twenty,thirtyなどを序数にするときには、yをieに変えてthを付けます。
②分数
続いて分数の読み方です。このあたりから「あれ?なんて言うんだっけ?」といざという時に思い出しにくい言い方だなと思ってしまうのですがみなさんはどうでしょうか。
英語で分数を読むときは、分子が最初で、次に分母を言います。日本語と逆に読めばオッケーです。
さらにここで気を付けたいのは分子と分母で使う数字の種類が違うということ。
英語で分子は「基本数」、分母は基本の数字の読み方で先に紹介をした「序数」を使います。
ちょっとややこしいと思ってしまうかもしれませんが、ここさえ押さえておけば大丈夫。
- 1/2
a half - 1/3
one(a) third - 1/4
a quarter または、one (a) fourth - 1/5
one(a) fifth - 2/3
two thirds - 3/5
three fifths
【ポイント】
1/2や1/4に関してはハーフやクォーターという序数を使わない言い方をしますが、それ以外については分子が2以上の時は分母を複数形にします。
上記の分数だと2/3 two thirds(トゥー サーズ)といった感じですね。
3と3/5の時などの帯分数の場合には、andを使ってthree and three fifthsのように言います。
番外編
通常の分数読み方は「○分の○」の「分」の部分を省略した読み方になっており、これが一般的ですが、英語では「分」の部分を省略せずに読むこともできます。
なので、なんとなく頭にいれておくと次の言い方で聞いた時にも「これって分数のことだ!」と理解できると思います。
読み方は「分子over分母」
- 1/5
one over five - 3/4
three over four - 2/7
two over seven
この読み方で分数を読む場合は分母を序数にせず分子と同じように基本数で読みます。
分子が複数の場合でも分母に「s」は不要です。
なのでこの読み方のほうが簡単という方は、これでも伝わりますよ。
③小数
普段あまり使うことはないかもしれませんが、こちらもいざというときのために覚えておいたほうがいいなと思ったので紹介します。
小数点のことをpoint(ポイント)と読み、小数点以下は数字をひとつづつ読みます。
日本語と同じ感覚で読めばオッケーです。
- 4.152
four point one five two - 26.34
twenty-six point three four - 0.256
zero point two five six または、
point two five six - 0.08
zero point zero eight または、
point oh eight または、
point zero eight
1以下の場合は最初のゼロを読まない言い方が一般的です。
番外編
0.5と0.25については分数の時と同じようにハーフとクォーターが使われることがあります。
- 1.5
One point five または、One and a half - 1.25
One point two five または、
One and a quarter
どちらの言い方をしても伝わるので自分の言いやすいほうでオッケーです。
④大きい数の読み方
日本語で大きな数字を数える場合、一十百千万億兆といった感じにくぎって読むのが一般的なので英語で大きな数字を読もうと思うとこの感覚がちょっと邪魔になってしまうかもしれません。
英語で大きな数字を読むときはカンマごとに単位を入れて読みます。
- 1,000(千)
one(a) thousand - 1,000,000(百万)
one(a) million - 1,000,000,000(十億)
one(a) billion - 1,000,000,000,000(一兆)
one(a) trillion
億や兆になってくると、なかなか使う機会がないのでピンとこないかもしれませんね。
0が3個づつで単位が変わっていきます。
【ポイント】
million→カンマが2個
billion→カンマが3個
trillion→カンマが4個
これを覚えておくとわかりやすいですよ。
ちょっと大きな数字を例にだすとこんなふうに読みます。
1,234,567,890
one billion
two hundred (and) thirty-four million
five hundred (and) sixty-seven thousand
eight hundred (and) ninety
⑤西暦の読み方
ちょっとした会話の中で、思った以上に頻繁に使うのが西暦の読み方です。
誕生日の話題などでも使いますね。
英語で西暦を読むときの基本は、最初の2桁と後の2桁を分けて読むことです。
- 1896年
eighteen ninety-six - 1987年
nineteen eighty-seven - 2017年
twenty seventeen
番外編
西暦については世代や地域、人によって読み方にばらつきがあるのですが、こんな読み方をする場合もあります。
- 1900年(nineteen hundred)
下2桁が0の場合上2桁を読んでからhundredと言います。 - 1901年(nineteen oh one)
途中に0が入る場合0をohと発音して読みます。 - 2000年(two thousand)
西暦の前にthe yearとつけたから言うと相手に伝わりやすいですよ。
2001年、2002年…2009年などを言う場合には、two thousand (and) ○○(○○は、one、two…nineなど)のように読みます。
2010年以降も、2017年→two thousand seventeenなどと読むこともあります。
時代によってもかわるので、臨機応変に対応できるようにしておきたいところです。
⑥電話番号の読み方
電話番号の読み方はレストランの予約の時、友達に聞かれたときなどけっこう使うことが多いと思います。
だけど意外と読み方を知らない人が多いかもしれません。
基本は日本語と同じように数字を1つずつ読みます。
【ポイント】
英語では0のことをohと読むことが多いので、ohと読むこと。
ゼロと読んでも間違いではないので大丈夫。
同じ数字が続く場合は、double、tripleという言い方をします。
ちなみにハイフンは日本でもなんとなく、くぎって読むように英語でも一呼吸おいて読みます。
- 03-2465-6786
oh three, two four six five, six seven eight six - 012-335-9997
oh one two, double three five, triple nine seven - 06-0500-9000
oh six, oh five hundred, nine thousand
電話番号の読み方は日本と似ているのでポイントさえ押さえればわかりやすいですよね。
⑦部屋番号の読み方
住所やホテルでの部屋番号などでたびたび使うことがあるのが部屋番号の読み方です。
部屋番号は1桁ずつ読んだり、3桁の場合は最初の1桁と下2桁に分けて読み、4桁の場合は最初の2桁と下2桁に分けて読みます。
3桁、4桁の部屋番号の場合はthousand、hundredは使わないんです。
法則としてはフロアナンバーとルームナンバーに分けて読むと覚えておくとわかりやすいと思います。
10の位に0がくる場合はohと読むことが一般的ですが、なかにはゼロと言う人もいるので覚えておくといいですね。
- 205
two oh five または、two zero five - 315
three one five または、three fifteen - 710
seven one zero または、seven ten - 926
nine two six または、nine twenty-six - 1412
one four one two または、fourteen twelve
このような感じで読みます。
⑧クレジット番号の読み方
基本的にはクレジットカードの印字通りに4つの数字のかたまりごとに読みます。
電話番号の時のように数字を1つずつ読み上げていき、同じ数字が続いている場合は double、triple で言います。
ゼロはohと読んでもzeroと読んでも大丈夫です。
3999 4682 5000 5502は
- three triple nine, four six eight two, five thousand, double five oh(zero)two
- three triple nine, four six eight two, five triple zero, double five oh(zero) two
- three triple nine, forty-six, eighty-two, five thousand, fifty-five oh(zero) two
このように読みます。
【ポイント】
4つ読んだら一呼吸おく。そうすることで数字の区切りがわかり相手にも伝わりやすいですよ。
カードの番号の後は有効期限。有効期限の読み方は
- 10/20
ten slash twenty または、
October two thousand twenty
などと読みます。
数字で読んでもいいですし、2番目の読み方のように月/年の読み方でも◎です。
⑨ドルの読み方
海外旅行が好きな人には必須のドルの読み方です。
私が思っていたドルの読み方は、○○ dollars and □□ cents。
この読み方でも伝わるのですがこれはフォーマルな読み方です。
今回はカジュアルな表現でよく使われる読み方をご紹介します。
まずはじめに、$4.20の読み方。
- four twenty
- four dollars twenty
- four dollars and twenty
- four dollars and twenty cents
どの読み方でも正解ですが、一般的にはfour twenty。
このような感じで読むと
- $3.10
three ten - $5.50
five fifty - $10.85
ten eighty-five - $20.10
twenty ten - $99.90
ninety-nine ninety
1ドルや100ドルはこんなふうに読みます。
- $1.00
a dollar - $1.50
a dollar fifty, one fifty - $100
a hundred dollars - $120
a hundred and twenty dollars, one twenty
$100以上の金額は上記をのぞくと1桁+2桁+小数点以下の2桁で読みます。
- $248.20
two forty-eight twenty
しかしちょっと疑問に思うこと、ありませんか?
初めに紹介した数字の$4.20の読み方です。
$420も同じ読み方になってしまいますよね。
一般的に使われるこの読み方をしてしまうと、どちらもfour twentyになってしまいます。
実際には桁が違うのでまぎらわしいのですが、現地ではわりと通じるものなんだそうです。
間違えると困る場合などについては フォーマルなfour hundred and twenty dollarsと言うのがおすすめです。
結論:法則をきっちり覚えてマスターしよう!
英語の数字の読み方いかがでしたでしょうか。
法則さえ覚えてしまえば読むのも聞き取るのも理解がしやすいと思います。
私自身は知っているようで曖昧な部分も多かったので、これを機に英語の数字の読み方をしっかり覚えたいなと思いました。
海外旅行などで外国人とスマートに会話ができたらいいですよね。
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